日本の建設業界では、鉄骨造(S造)の建築物において、構造設計図や製作図など多くの図面が必要となります。
特に鉄骨製作に関わる図面は、建物の品質や施工精度に直接影響する重要な業務です。そのため、図面作成を外部企業へ依頼する場合、「どのくらいの費用がかかるのか」「品質を維持しながらコストを抑えることができるのか」という点は、多くの鉄骨ファブリケーター様や建設会社様にとって重要な課題となっています。
近年では、日本国内の設計・施工図作成会社だけではなく、海外の専門会社へ図面作成業務を委託する選択肢も広がっています。
本記事では、日本における鉄骨構造関連の図面作成費用について説明するとともに、海外の専門会社を活用することで、どのようにコストを抑えることができるのかをご紹介します。
1.鉄骨工作図にはどのような費用がかかるのか?
鉄骨工事に必要となる図面には、さまざまな種類があります。
例えば、
- 鉄骨一般図
- 基準図
- 詳細図
- 現寸図
などがあります。
また、案件によっては、設計図をもとに施工図を作成するだけではなく、設計内容の確認、納まりの検討、質疑事項など、多くの作業が発生します。
そのため、図面作成費用は「図面1枚あたり」という単純な計算だけでは決められず、建物の規模、鉄骨重量、図面の種類、納期、難易度、修正回数などによって大きく変わります。
2.日本国内の会社へ依頼する場合の課題
日本国内の会社へ図面作成を依頼する大きなメリットは、日本の建築基準や施工方法、鉄骨加工の習慣などを理解していることです。
一方で、日本国内の人件費や事務所維持費などのコストが高いため、図面作成費用も比較的高くなる傾向があります。
3.海外の専門会社を活用することでコストを抑える
海外への図面作成業務の委託では、日本国内の会社と比較して、人件費などの固定コストを抑えることが可能です。
特にベトナムでは、近年、建設・IT・製造業などの分野で日本企業との協力が増えており、日本向けの鉄骨施工図を専門的に作成する企業も増えています。
海外企業へ委託することで、日本国内で担当者を新たに採用するコストを抑えながら、必要な時に必要な分だけ図面作成業務を依頼するという柔軟な体制を構築することができます。
また、案件数が多い時期だけ外注を増やし、案件が少ない時期には外注量を減らすなど、業務量に応じたコスト管理も可能になります。
4.「安い」だけではなく「品質」と「コミュニケーション」が重要
海外への外注を検討する際に、最も重要なのは価格だけではありません。
鉄骨図面は、少しの間違いが加工ミスや施工ミスにつながる可能性があります。
そのため、「価格が安いから」という理由だけで委託先を選ぶのではなく、コスト・品質・対応力のバランスを確認することが重要です。
5.KASEI BUILDINGSが提供する鉄骨図面作成サービス
KASEI BUILDINGSでは、日本の建設プロジェクトを対象として、鉄骨施工図作成を行っています。
日本企業での業務経験を持つスタッフが、日本の鉄骨製作や施工の流れを理解したうえで、図面作成から修正対応までサポートします。
REAL4の専門ソフトウェアを活用し、案件ごとの仕様に合わせた図面作成に対応しています。
海外への外注に対して不安を感じる企業様にも、安心してご依頼いただけるよう、図面内容と注意点を徹底に確認し、理解した上で作業を展開し始めます。



